ハローワーク求人での応募者数アップのポイント
昨今の、企業の採用意欲回復に伴い、『採用が難しくなってきた』という声を多く聞くようになってきました。
ハローワークでの企業からの求人相談・求人受理業務と求職者からの職業相談・職業紹介業務の経験をもとに、ハローワークでの求人募集について応募者数アップのポイントをご紹介いたします。
今回は「リクエスト求人」について。
ハローワークに求人募集を出す企業の多くは、管轄のハローワークへ求人票を出して、紹介の連絡を待つだけではないでしょうか?
ハローワークには、求人企業が求職者に「リクエスト」を出す仕組みがあります。
求職者へのリクエストの流れ
1.管轄のハローワークに求人票を出す
2.通勤圏内と思われるハローワークの窓口へ足を運ぶ
3.求人条件に合う求職者をピックアップしてもらう
4.面談したいと思う求職者にリクエストを依頼
5.該当の求職者にハローワークから連絡が届く
6.求職者がOKなら紹介・面談へ
リクエストは、求人企業から求職者に積極的にアプローチできる仕組みです。
求職者に対して、ハローワークからのお手紙と求人票が届けられるのですが、ハローワークによってはA41枚程度の資料(リーフレット)であれば同封してもらうこともでき、自社をアピールすることもできます。
求職者に必ず受け入れられるわけではありませんが、リクエストをもらえば興味を持つきっかけとなり、「せっかくだから受けてみよう」と考える求職者は出てくると思います。
「ハローワークでの求人募集からは良い人材が来ない」とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、自社の条件に見合った求職者に企業側から「リクエスト」してアプローチしてみてはいかがでしょか?
※ハローワークによって運用面(リクエスト人数、同封できるもの等)が異なりますので事前にご利用のハローワークにご確認ください。