五十川将史の「ハローワーク採用を極める」メールマガジン
第1号 2024/11/12 発行
皆さん、こんにちは。五十川将史(いかがわ まさし)です。
本メルマガでは、ハローワークを活用した採用戦略や求人票の作成ポイントを中心に、
費用をかけずに必要な人材を確保したい中小企業・小規模事業所、
またそうした企業の経営を支援する社労士、税理士、経営コンサルタントの方々に向けて、
ハローワークを徹底活用するための情報をお届けしていきます。
記念すべき第1号のテーマは、
「ハローワークでは本当に『いい人材が採れない』のか?」について深掘りしていきます。
ハローワークを利用する企業からは、
「応募がない」「期待通りの人が来ない」との声が聞かれますが、
こうした企業の求人票は形式的であり、
「出しておけば採用できる」という旧来の考え方が残っている場合が多いと感じます。
応募がない原因を「求職者側」にばかり求めず、
企業側が意識を変えることが、採用成功の鍵です。
1. 5つの数字から見るハローワーク活用の価値
「ハローワークはオワコンか?」といった声も聞こえてきますが、
実は今もなお日本最大の職業紹介機関として、
中小企業の人材確保に大きく貢献しています。
以下の5つの数字から、その価値を再確認しましょう。
• 240万件:ハローワークインターネットサービスの1日のアクセス数
• 458万件:年間の新規求人申し込み数
• 50.7%:求職者に占めるホワイトカラーの割合
• 約3割:求職者の中で現在就業中の割合
• 1,348文字:求人票に記載できる情報量(文字数)
2. 求人票は「自社の鏡」
「応募が全くない」という企業の求人票には、
情報が少なく、表現が浅いものが多い傾向にあります。
求人票は自社の魅力を映し出す「鏡」です。
今の売り手市場や、求職者の価値観の変化に合わせた
情報提供を行うことが不可欠です。
3. 欲しい人材を確保するためのポイント
ただ応募を集めるだけでなく、求める人材に応募してもらうためには、
以下のポイントを押さえた求人票を作成することが大切です。
(1) ターゲット設定:どんな人材を求めるのか具体的にイメージする
(2) 明確なアピールポイント:自社の魅力を、ターゲットに合わせてわかりやすく伝える
(3) 求職者目線:ターゲットが関心を持つ情報(キャリアパスや職場環境)を盛り込む
(4) 具体的な説明:抽象的な表現を避け、具体的な内容を記載する
(5) 自社の魅力とメリット:求職者が「ここで働きたい」と思える要素を明確にする
【まとめ】
今回は、ハローワーク採用の成功に必要な発想の転換や求人票作成のポイントをお伝えしました。
今後も、さらに実践的なヒントをお届けしますので、どうぞお楽しみに。
最後までお読みいただきありがとうございました。次回のメルマガでお会いしましょう。
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