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 五十川将史の「ハローワーク採用を極める」メールマガジン
              第68号 2026/1/22発行
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皆さん、こんにちは。
ハローワーク採用支援に特化した社会保険労務士の五十川将史(いかがわ まさし)です。
いつもメールマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。

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【テーマ】
自社の強みがない会社はどうアピールすべき?
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「うちは特別な強みがなくて求人票に書くことがありません」
これは、求人票のご相談で本当によく出てくる言葉です。

結論から言うと、
強みがないのではなく、
「強みの見つけ方」と「言語化の仕方」が、
まだ整理できていないだけ。

このケースがほとんどです。

私自身、ハローワークの現場
(企業の求人受理や若年者支援の業務)に
携わっていた時期がありますが、
求職者が求人票を見ているときに気にしているのは、
「その会社がすごいかどうか」よりも、
「ここで働く自分がイメージできるか」
「続けられそうか」という
現実的な判断材料でした。

今日は、強みが見つからない会社でも、
求人票でちゃんと選ばれるための
考え方と書き方をお伝えします。

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1)強みは「他社よりすごいこと」ではない
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多くの会社が
「強み=No.1」「業界トップ」「独自技術」のように考えがちです。

もちろん、それがある会社は書けばよいのですが、
それがないから不利、というわけではありません。

求職者が知りたいのは、もっと現実的なことです。

・自分にできそうか
・無理なく続けられそうか
・入社後に困らなさそうか
・人間関係や職場の雰囲気はどうか

つまり、求人票で効く強みは、
「すごい自慢」ではなく「安心できる具体情報」です。

たとえば同じ「未経験歓迎」でも、
歓迎ですだけで終わるのか、
最初の2週間は先輩と同行
独り立ちの目安は3か月
といった具体情報があるのかで、
印象はまったく変わります。

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2)強みが見つからないときは「反証ポイント」を書く
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求職者は、応募前にさまざまな不安を抱えています。例えば、

・未経験でも大丈夫?
・残業は多い?
・休みは取れる?
・人間関係はどう?
・急に放り込まれない?

ここで強いのが、反証ポイントです。
不安を打ち消す材料がある会社は、
それ自体が強みになります。

【反証ポイントの例】
・未経験OK(最初の1か月は同行/研修あり)
・残業月10時間程度(繁忙期は増えるが、その理由も明記)
・有休が取りやすい(申請のしやすさ、取得実績など)
・急な呼び出しなし(ある場合は頻度を正直に)
・一人作業ではなく、必ずチームで動く

実際に、私が支援した企業でも、
「強みがない」と言われていたのに、
ヒアリングしてみると
新人がいきなり一人にされない仕組み
困ったときの相談相手が必ずいる体制
残業が増える時期と理由が明確
など、「不安を減らす材料」が
たくさん出てくることが珍しくありません。

「うちには強みがない」のではなく、
求職者の不安を消す材料が整理できていないだけ、
ということも多いのです。

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3)強みは「日常の当たり前」を数字にすると見える
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強みが言葉にならない会社は、
社内では当たり前すぎて、
価値に気づいていないことがあります。

そこでおすすめなのが、
「日常を数字にする」方法です。

【数字化の例】
・残業:平均時間(繁忙期は時間)
・有休:取得率%/平均取得日数
・定着:直近3年の離職率%/平均勤続年数
・教育:研修期間週間/独り立ちまでか月
・チーム:1現場名体制/相談相手が必ずいる
・仕事量:1件/移動距離○km

“数字は、それだけで信頼されます。
「残業少なめです」よりも、
「月平均10時間(繁忙期は20時間)」のほうが、
判断材料として圧倒的に強い。

強みを作るのではなく、
すでにある事実を見える形にするだけです。

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4)強みがない会社ほど「求める人物像」を絞ると勝てる
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強みがないと感じる会社ほど、
求人票で「誰でもいいです」と書きたくなります。

でも実際は逆で、
ターゲットを絞るほど、求人票は強くなります。

例)
・地元で長く働きたい人
・家庭優先で無理なく働きたい人
・一人で抱え込まず、チームで動きたい人
・職人肌でコツコツ続けられる人
・未経験でも、手順どおりに覚えるのが得意な人

ターゲットが明確になると、
「何を伝えるべきか」も自然に決まってきます。

求人票はではなく、
にしたほうが刺さります。

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まとめ:強みがない会社がやるべきこと
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「強みがない」と感じる会社ほど、
次の順番で整理すると、
求人票が一気に書けるようになります。

① 求職者が不安に思う点を洗い出す
不安を打ち消す材料(反証ポイント)を書き出す
日常の当たり前を数字で「見える化」する
その会社に合う人物像を絞り、刺さる言葉にする

強みは作るものではなく、
すでにあるものを「見つけて、伝わる形にする」ものです。

もし「うちの会社は何を書けばいいか分からない」という場合は、
現在の求人票や会社のご状況をもとに、
強みの棚卸しから一緒に整理することも可能です。

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