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五十川将史の「ハローワーク採用を極める」メールマガジン
第14号 2024/12/27 発行
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皆さん、こんにちは!五十川将史(いかがわ)です。
いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
このメルマガでは、ハローワークを活用した採用戦略や求人票の作成ポイントをお届けしています。
2025年から、このメルマガは週1回、金曜日の正午に配信する形となります。
配信頻度を週2回から1回に変更する分、内容をさらに充実させて、皆さまの採用活動に役立つ情報をお届けしてまいります!
今回は今年最後の配信ですので、「1年を振り返りつつ、来年に向けた展望」をテーマにお届けします!
1年を振り返って
2024年も多くの企業がハローワークを活用し、採用活動を進めた1年でした。今年注目したいポイントを2つ挙げてみます。
ハローワーク求人票の活用が多様化
求人票を単なる募集ツールではなく、「自社をアピールする広告」として活用する企業が増えた1年でした。
情報量を増やしつつも、求職者の目線でわかりやすく伝える工夫をした企業からは、「応募者が増えた」という声も多く寄せられました。
特に、仕事内容や働き方をイメージしやすく記載する工夫が、反応や応募に直結したという報告が目立ちました。
多様な企業からの注目の高まり
中小企業や小規模事業所だけでなく、大手や中堅企業もハローワークを積極的に活用した1年でした。
特に、地域密着型の採用や採用コストを抑えた効率的な人材確保を目指す動きが活発でした。
大手企業でも地方拠点での採用にハローワークを利用し、優秀な人材を確保した事例も増え、ハローワークの価値が再認識された1年と言えるでしょう。
来年に向けた展望
2025年は、採用市場がさらに進化し、ハローワークの重要性が一層高まる年になると予想しています。
以下の3つのポイントに注目しています。
1.地方での人材確保がますます重要に
少子化の影響で全国的に人材不足が進む中、地方での人材確保が大きな課題となります。
地域での人材ニーズに応えるため、企業は「UIJターン歓迎」など、地方で働くメリットを訴求する求人票を作成する必要があります。
また、地域の魅力やライフスタイルを具体的に伝えることで、単なる転職先ではなく「新しい生き方」を提案する求人票が求められるでしょう。
2.ハローワーク求人票のさらなる「広告化」
来年は、求人票を「自社の広告」として最大限に活用する動きがさらに広がると考えられます。
求職者が「わかる」「できる」「やってみたい」と感じる具体的な情報を盛り込むことで、他社との差別化を図る求人票が主流になるでしょう。
たとえば、仕事内容に実際のエピソードを取り入れたり、職場の雰囲気を伝える写真や動画と連動させたりすることが、採用成功の鍵となります。
3.地域性を重視した採用戦略
地域ごとの人材ニーズや求職者の価値観に応じた求人戦略がますます重要になります。
たとえば、子育て世代が多い地域では、保育支援や柔軟な勤務時間を訴求する求人が効果的です。
一方、Uターン希望者が多い地域では「地元でキャリアアップ」を提案する求人が注目を集めるでしょう。
まとめ
2024年もたくさんの企業や求職者の皆さんと関わる中で、ハローワークの採用支援の可能性を改めて感じた1年でした。
今年のセミナーや講演回数を数えたところ、なんと98回!
来年もさらに多くの企業や求職者のサポートをしていきたいと思っています。
2025年も、「企業にとっての欲しい人材」と「求職者にとっての理想の職場」が出会えるお手伝いをしてまいります。
今年も1年ありがとうございました!
どうぞ良いお年をお迎えください。
五十川将史