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五十川将史の「ハローワーク採用を極める」メールマガジン
         9号 2024/12/10 発行
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皆さん、こんにちは!社会保険労務士の五十川将史(いかがわ)です。

このメルマガでは、ハローワークを活用した採用戦略や求人票作成のコツをお届けしています。

中小企業や小規模事業所が、費用を抑えて「欲しい人材」を採用するために役立つ実践的な情報を発信中です!

今回のテーマは

「欲しい人材を獲得するために欠かせない事前アクション」

求人票を作る前にやるべきことを3つのステップに分けてお話しします。

 

【特集コラム】「欲しい人材を獲得するために欠かせない事前アクション」

1)過去提出した求人票の振り返り

求人票をいきなり作り始めるのではなく、まずは過去に提出した求人票を振り返りましょう!これが改善の第一歩です。
以下の点をチェックしてください:

  • 仕事内容の説明について
    • 業務内容が具体的で、応募者が仕事をイメージしやすかったか?
    • 未経験者向けの研修やサポート制度をしっかりアピールできていたか?
    • 経験者や有資格者向けには、価値を感じられる情報(例:専門性やキャリアアップの具体例)を提供できていたか?

  • 労働条件について
    • 他社と比べて給与や福利厚生が魅力的な内容だったか?
    • 昇給や賞与、休日などの情報を明確に記載していたか?

  • 求職者の不安や疑問への対応
    • 業界や職種特有の不安(例:長時間労働やスキル不足)に対する解決策を提示できていたか?
    • 「キャリアアップ」や「スキルアップ」の可能性を具体的に伝えられていたか?

さらに、現場の社員に「この求人票を見て、自分が応募したいと思うか?」と意見を聞くのも有効です。
内部からのフィードバックは、新しい発見や改善のヒントを与えてくれることがあります。

2)周辺情報の収集(他社求人・ハローワーク情報)

次に、自社外部の情報を収集して、自社の求人票をブラッシュアップしましょう。
同業他社やハローワークのデータを活用するのがポイントです:

  • 他社の求人票をチェックする
    • 同じ職種で他社はどんな条件を提示しているか?
    • 他社の求人票にどんな魅力的なアピールポイントがあるか?
      ハローワークインターネットサービスを使えば、地域や職種ごとに他社の求人票を簡単にチェックできます。

  • ハローワーク窓口で情報収集する
    • 募集職種に該当する求職者の人数や年代、スキル分布を把握する。
    • 応募条件が求職者の状況とマッチしているか確認する。

例えば、「〇〇資格必須」としている場合、その資格を持つ求職者が少ないと判明したら、「資格不問」や「尚可」に緩和することで応募者が増える可能性があります。
外部情報を活用することで、求職者にとって魅力的な求人票を作るヒントが得られるはずです!

3)基本方針を明確にする(ターゲット&アピールポイントの明確化)

求人票作成の第一歩は、「どんな人に応募してほしいか?」を明確にすることです。
このターゲット設定が曖昧だと、誰にも響かない求人票になりがちです。

放送作家・秋元康氏の言葉に「記憶に残る幕の内弁当はない」とあります。
これを求人票に置き換えると、美辞麗句を並べただけでは自社の個性が薄れ、求職者の心に響かないということです。

  • ターゲットを絞り込む
    • 業務内容に最適なスキルや経験を持った人材はどんな人か?
    • 未経験者OKの場合、どんな性格やポテンシャルを求めるか?

  • ターゲットに響くアピールポイントを考える
    • 「残業なし」「柔軟な勤務時間」「資格取得支援あり」など、求職者にとって魅力的な条件を明記する。
    • 職場の雰囲気ややりがいを具体的に伝える(例:「新しいアイデアを歓迎する職場です!」)。

ターゲットを明確に絞ることで、応募者にとって魅力的で効果的な求人票を作成することができます!

【まとめ】
求人票を作成する前に、「過去の振り返り」「外部情報の収集」「基本方針の明確化」をしっかり行うことで、採用成功のチャンスがぐっと広がります!

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